DTB20話 あさき夢見し、酔いもせず･･･（後編）

なんというか、うん。
物凄く切なくて、やりきれないストーリーでした。
そんなDTBの感想は右下からどうぞ～
ネタは根幹に関わるくらいバレバレですので、まだ見ていない方は避けたほうが良いかも。

何かもう、俺に泣けって言ってるようなストーリーでしたよ（涙

黄。
組織への忠誠を試すかのような指令が下されます。
“かつての恋人・志保子を殺害する”
救助した志保子との会話の間に、回想が差し込まれます。
一度だけ酔ってしまった久野。
志保子へのプロポーズ。微笑む志保子。
しかし、それは許されない愛。
結果として、久野のたった一度だけの酔いが、信頼していた部下を殺してしまう。
磯崎は、たとえ宗教団体のスパイだったとしても、久野にとっては大切な友人でもありました。
そして、最愛の志保子の自殺。
志保子の遺体を抱きながら涙する黄が、たまらなく切なかったです･･････。

志保子。
対価は『人間的な感情のフラッシュバック』。
若返りや老化は、肉体的対価の最も辛い部類に入ると思いますが、精神的な対価の点では、これが一番残酷な気がします。
愛した久野の大切な友人を殺した志保子。
その後に訪れたフラッシュバックは、とても一人で乗り切れるような重みではなかっただろうなあ･･････。
最期は、組織から目をつけられていた久野を救うため、自ら死を選びました。
最期に呼んだ『きよぴー』に涙。

黒。
アルマとの問答。
契約者と人間の違いとは何か。
応答を重ねていくうちに、その差異が曖昧になっていきます。
最終的に到達した答えは、黄と志保子を組織から逃がそうとする形で出されます。
これは、『契約者に権利を認めろ』と主張するEPR（というより寧ろアンバー）の考え方に近いかも。

猫。
黒は変わっていきます。組織からも自由になれる。
けれど、猫は違うんですよね。
猫は、ネコの脳であるがために、組織のバックアップを受けなければ、自分を失うことになります。
つまり、組織に自分の命を握られているということ。
『俺たちは組織のイヌか？』という黒の言葉は、猫にとってはとても重い言葉なのではないでしょうか。
それを思うと、猫、切ないです（涙


ってか、先週も今週も、銀出てなくないですか？？
来週お休みですよね？
次回予告に出てませんでしたよね？
銀ファンとして、俺はどうしたらいいんでしょうか？（笑
18話見て耐えます･･････！
再来週はウェイ再登場～
11や美咲も出てきてたので、ちょっと楽しみです。
8月末日まで頑張ろう･･････！