『すべてがFになる』感想

再読破計画の第1弾。
森博嗣先生のデビュー作のオタッキーな感想です。
内容よりもキャラクター重視、ネタバレ・本文引用もあります。
それでも良いなら

とにもかくにも、

四季女史超可愛い。

いや、だってさ･･････。
その理由は、エピローグ（第11章）を読めば分かる。
特に、犀川先生に煙草を要求するシーンなんか、もう極みだと思う。

「先生が美味しそうに吸われるので、私も吸ってみたくなりました･･････。甘いのですか？」（ノベルスP359上段3行目）

これで、結局咳き込んじゃう辺り、かなりツボった。
こういうときに、『萌える』って使うんだろうなあ･･････なんて思ってみたり。
階段を一段ずつゆっくり下りていったり（階段の無い生活が長かったことに起因する）、一人掛けのソファに二人で座ったり、最後には、

「本当は、貴方にキスでもしていただこうかと思っていましたのよ」（ノベルスP363上段4行目）

うん、これぞ四季クォリティ（笑
しかもツンデレ（いいよ、もう

ともかく可愛かった～

犀川先生も、やっぱりカッコイイ。
人生の憧れ、あんな大人になりたい。
意味の無いジョークが最高なんだよねｗ
ああ、永遠の憧れなり。

もう少し語りたいのですが、夜遅いので、この辺でストップと言うことで。
本文引用がお嫌いな方、申し訳ありませんでした（汗
ではでは、おやすみなさい。

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『イナイ×イナイ』感想

さて、先日予告したとおり、ネタバレだらけの感想も書きますよｗ
ヲタクな発言があったとしても、それは俺の所為じゃない（笑
ではでは、読みたい方は、

『ライ麦畑で増幅して』を立ち読みしてから読んだんだけど、あれ？　令子さん、はっちゃけすぎじゃないか？
でも、ライトでフランクな口調は、森さんって感じです。
そして、何よりも鷹知さんと千鶴さんがGood。
俺好みのキャラクターなことこの上ないｗ
鷹知さんは、保呂草さん風の優男って感じか。単なる金持ちのボンボンでも無さそうだし、世間知らずそうで、実は酸いも甘いも経験してそうな、裏があるような無いような雰囲気が、どこまでも保呂草なイメージです。
一方の千鶴さん。
実は男っていうのが、ツボな設定。ちょっと精神異常な感じも、ハートにずずんと来ます。幻想的、神秘的な人ですね。
あと、個人的には六郎も良かった。稀に見る純粋な人。
話せない、獣のような容貌、というのが、あまり他の小説には無さそうな設定ですね。
ファンタジーとかならあるかもしれないけど、ミステリーでこんな人を登場させるって言うのは、ちょっと吃驚というか、意外です。
今回は、キャラクター面では、魅力的といえる女性キャラクターがあまり出ていなくて残念でした･･････。

話の内容については、前の感想の通り。
話の根幹は、とても王道的なものだと思います。
例えば、財産目当ての犯罪であったり、後妻が未亡人だったり、舞台が金持ちのお屋敷であったり、地下室があったり。
だけど、その『王道』からは想像できない異常性を内包しているのが森さんの書くミステリィであり、その魅力なんだなあ、と再確認。
まあ、内容自体は、読んでみてくださいなｗ

うーん、結局そんなにヲタってないなあ･･････。
もっとヲタクができるように頑張ろう（そんなことに頑張らなくても良い）。

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